社会福祉
2021.10.30
豊かな老後を迎えるために
豊かな老後を迎えるために
みなさん、こんにちは。代表の大山です。今回から若い世代にむけて、老後に備えてどのような準備をしていけば良いのか考察していきます。
豊かな老後とは何か
まず、豊かな老後についてですが、一概に定義づけることはできないと思います。しかし、難しい言葉を使って考えると、「ICF分類の生活機能モデル」及び「マズローの欲求5段階ピラミッド」が良好に維持されている状態が望ましい老後ではないかと思われます。
若いころからの準備が重要
私(筆者)の考える豊かな老後とは、心身の健康、活動・社会参加に阻害要因がない、または、阻害要因があったとしても家族や近隣住民のインフォーマルサービスや、介護保険などのフォーマルサービスが必要な支援をしてくれる状態です。
そのために若い現役世代のころからの健康習慣、人間関係の構築、社会参加、資産形成が重要になってくると思います。情報リテラシーも合わせて向上しましょう。
社会に対するアクションも大切
老後の生活は個人の自助努力だけで成り立つものではなく、社会保障などのサポートも必要となります。自分だけ良ければいいや…と思わず、社会全体をよくするために税金や公的年金・保険料を適切に支払いましょう。
また、税金・年金・保険料が有効に活用されるよう、選挙に参加し意思表示するなど社会に向けたアプローチも行いましょう。
個人と社会の課題を一体的に解決していくことで、より豊かな老後へとつながるのではないかと私は思います。
次回は、若いころからの健康習慣について考察していきます。