ブログ

ブログ Blog

健康

2022.3.29

コロナ禍での健康維持について

感染予防しながら運動するシニア夫婦
コロナ禍での健康維持について

みなさん、こんにちは。代表の大山です。今回は、コロナ禍における健康維持について考察しようと思います。

標準予防策が大切

人は高齢になるにつれ抵抗力が弱まり、感染症にかかりやすくなる傾向にあります。新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症を予防する意味でも、マスク着用、手指洗浄などの衛生管理、環境整備(ドアノブやテーブルの除菌)など、標準予防策(スタンダードプリコーション)の順守が大切です。また、食事する際はマスクを外すので黙食しましょう。

集団感染(クラスター)のリスクが高まるエアロゾルの回避

新型コロナウイルスを予防するうえでは、エアロゾル回避も重要になります。エアロゾルとはウイルスが空気中に漂う状態で、いわゆる三密状態(密閉空間、密集場所、密接場面)などの条件がそろう場所で発生しやすいとされています。エアロゾルの発生する場面では、集団感染のリスクが高まります。

室内の換気をしっかり行い、密集を避け、人との距離をあける事が感染予防につながります。なお、WHO(世界保健機関)では、「ソーシャル・ディスタンス」(社会的距離)より「フィジカルディスタンス」(身体的、物理的距離の確保)のほうが表現として適切であるとしています。

適切な栄養、運動、睡眠

免疫機能を維持するうえでは、適切な栄養の摂取、運動、睡眠が不可欠です。社会情勢の不安定な日々が続いていますが、栄養、運動、睡眠のリズムを崩すことなく心穏やかに過ごしましょう。

感染症予防をしたうえでの社会参加を

コロナ禍では人との接触をなるべく避けることが推奨されましたが、活動自粛していた高齢者の体調が悪化するケースが多かったように思います。様々な要因があげられますが、人との交流が制限された状態、文化的な活動が限られた状態が心身に影響を及ぼしていたのではないかと推測されます。

2022年3月の現在もコロナ禍にありますが、ワクチンを接種や標準予防策などの感染症予防を行い、適切に社会参加をしましょう。活動が困難になってきたと感じたら医師、行政、地域包括支援センターなどに相談してみてください。介護保険サービスが必要と判断されれば、デイサービスなどが利用できるようになるはずです。